フレッツ光から光コラボへの乗り換えはメリットがたくさん！乗り換え方法についても解説

フレッツ光から光コラボへの乗り換えは、割引が増えて月額料金が安くなる上に、乗り換え方法も簡単です。

大きなデメリットも無いので、光コラボへの乗り換えはメリットが多くオススメできます。

具体的にどんなメリット・デメリットがあるか、乗り換え方法などをわかりやすく解説していきます。乗り換えを検討している人は、参考にしてください。

光コラボとは？

光コラボとは、光コラボレーション事業者がNTTの光回線を借り受けてサービスを提供することです。

フレッツ光も光コラボも同じNTTの回線を使用していますが、提供する事業者が異なります。

	フレッツ光	光コラボ
回線	NTT回線	NTT回線
事業者	NTT東日本・NTT西日本	光コラボレーション事業者

光コラボレーション事業者はたくさんあります⇓

フレッツ光から光コラボへ乗り換えるメリット

フレッツ光から光コラボへの乗り換えはメリットがたくさんあります。

1つ1つ見ていきましょう。

月額料金が安くなる

フレッツ光から光コラボへ乗り換えると、月額料金が安くなります。

月額料金を比較してみましょう⇓

	戸建て	マンション
フレッツ光東日本	6,270円＋プロバイダ料金（約1,000円）	3,685円＋プロバイダ料金（約1,000円）
フレッツ光西日本	5,720円＋プロバイダ料金（約1,000円）	5,720円＋プロバイダ料金（約1,000円）
ドコモ光	5,720円	4,400円
ソフトバンク光	5,720円	4,180円
So-net光	5,580円	4,480円
楽天ひかり	4,800円	3,800円
OCN光	5,610円	3,960円
@nifty光	4,950円	3,740円
BIGLOBE光	5,478円	4,378円
GMOとくとくBB光	4,818円	3,773円
enひかり	4,620円	3,520円
エキサイト光	4,796円	3,696円

光コラボは回線とプロバイダが一体になっているため、月額料金の中に、プロバイダ料金が含まれています。一方、フレッツ光は回線の月額料金とは別に1,000円程度のプロバイダ料金を支払わなければいけません。

比較してみると、フレッツ光の月額料金がどの光コラボよりも高いことがわかります。また、光コラボはスマホとのセット割も適用になるので、もっと安くなります。

開通工事が必要ない

フレッツ光も光コラボも使用している回線は、同じNTTの回線を使用しています。そのため、開通工事が必要なく、開通工事費用も発生しません。

開通工事は時間も費用もかかるので、それが省けると考えると嬉しいですね。

フレッツ光で開通工事費用を分割で支払っている途中の人は、光コラボに乗り換え後もそのまま払い続けなければいけません。乗り換え時に残債を一括で支払う必要は、ありません。

乗り換え手続きは早くて簡単

フレッツ光から光コラボへの乗り換え手続きの方法は「転用」になります。フレッツ光を解約して光コラボを新規で申し込むのではなく、「転用」の手続きになるので手続きがとても簡単です。

「転用」手続きをすると、1～2週間で光コラボに切り替わるので乗り換えも早いです。

詳しい乗り換え方法は下記で解説します。

また、フレッツ光も光コラボも同じNTTの回線を使用しているため、Wi-Fiルーターやモデムは乗り換え後もそのまま使用することができます。手間もかかりません。

乗り換え費用は契約事務手数料3,300円のみ

フレッツ光から光コラボへ乗り換える際に発生する費用は、基本的に契約事務手数料3,300円のみです。

「転用」手続きの場合は、フレッツ光の解約違約金が基本的に発生しません。また、フレッツ光の開通工事費用の残債を一括で請求されることもありません。

しかし、フレッツ光とは別に契約しているプロバイダの解約費用が発生する場合があるので、契約しているプロバイダに確認してみてください。

電話番号がそのまま引き継げる

フレッツ光と光コラボの回線は同じNTTの回線を使用しています。そのため、フレッツ光で使用していた光電話の電話番号は、光コラボに乗り換え後もそのまま使用することができます。

回線とプロバイダが一体になる

フレッツ光は、フレッツ光の申し込みとは別にプロバイダを申し込まなければいけません。そのため支払先が別だったり、請求が別々に来たり、問い合わせ先も別々になるなど、何かと手間がかかり不便です。

しかし、光コラボは回線とプロバイダが一体になっているため、別途プロバイダを申し込む必要がありません。支払先も1つになるので、手間が省けわかりやすくなります。

スマホのセット割が適用になる

フレッツ光はスマホとのセット割がありませんでした。しかし、光コラボはスマホとのセット割があるため、月額料金がお得になります。

光コラボ	スマホキャリア	月額最大割引額
ドコモ光	ドコモ	1,100円
ソフトバンク光	ソフトバンク Y!mobile	1,100円 1,188円
So-net光	au UQ mobile	1,320円 858円
楽天ひかり	楽天モバイル	（1年間月額料金が無料）
OCN光	OCNモバイルONE	220円
@nifty光	au NifMo	1,100円 220円
BIGLOBE光	au	1,100円
enひかり	UQ mobile  ahamo  povo	110円 110円 110円

光コラボによりますが、主回線から10回線、20回線まで割引が適用になります。例えば、5人家族でドコモ光を契約しており、5人ともドコモのスマホを使っている場合は最大5,500円割引になります。スマホのセット割はとてもお得だということがわかります。

フレッツ光から光コラボに乗り換えるとこのスマホのセット割が適用になるため、とてもお得です。

割引は光コラボの月額料金から割引されるのではなく、スマホの月額料金から割引されるので注意してください。

フレッツ光から光コラボへ乗り換えるデメリット

フレッツ光から光コラボへ乗り換えるデメリットはこちらです⇓

1つ1つ見ていきましょう。

別途プロバイダの解約をしなければいけない

フレッツ光は、回線とは別に自分でプロバイダを申し込まなければいけません。一方、光コラボは回線とプロバイダが一体になっているため、別途プロバイダを申し込む必要がありません。

フレッツ光は別途プロバイダを自分で申し込んでいるため、フレッツ光から光コラボへ乗り換える際には自分でプロバイダを解約しなければいけません。

プロバイダを解約するときに、解約費用が発生する場合があります。詳しくはプロバイダに確認してみてください。

プロバイダのメールアドレスが使えなくなる

フレッツ光と一緒に契約していたプロバイダは、解約するとメールアドレスが使用できなくなります。

プロバイダのメールアドレスを普段使いしている人は注意してください。

フレッツ光のポイントが失効する

フレッツ光は利用年数に応じてポイントが貯まります。

NTT東日本のポイント付与数

利用年数	ポイント付与数
1年目	月100ポイント
2年目	月200ポイント
3年目	月300ポイント
4年目	月400ポイント
5年目以降	月500ポイント

NTT西日本のポイント付与数

6年目まで⇓

6年目以降⇓

ポイントは、利用料金に充てたり、さまざまな商品と交換することができます。また、社会貢献に充てることもできます。

商品例、、、ワイヤレスイヤホン（5500ポイント）、カタログギフト、Nintendo Switch Lite（22700ポイント）、Huluチケット1ヶ月分（1026ポイント）、お米（8000ポイン））etc…

フレッツ光から光コラボに乗り換えると、貯めてきたポイントが失効するので、ポイントは消化しておきましょう。

NTT東日本は「フレッツ光メンバーズクラブ」、NTT西日本は「CLUB NTT-West」から商品を選ぶことができます。

フレッツ光から光コラボへの乗り換え方法

フレッツ光から光コラボへ乗り換える方法は2つあります⇓

転用とは、フレッツ光から光コラボに乗り換えることを言います。似たような意味で「事業者変更」という言葉がありますが、「事業者変更」は光コラボから光コラボに乗り換えることを言います。

フレッツ光から光コラボへの乗り換えは、費用や手間を考えると圧倒的に「転用」の方が、オススメです。フレッツ光から光コラボへ乗り換える際は「転用」手続きをするようにしましょう。

フレッツ光から光コラボへ「転用」する手順はこちらです⇓

順番に詳しく見ていきましょう。

転用手続きに必要なものを準備する

転用手続きをするために、準備しておくものはこちらです⇓

１．お客さまIDと３．契約者の名前、４．フレッツ光ご利用場所住所は、フレッツ光を契約したときに届いた書類「フレッツ光開通のご案内」に記載してあります。

転用承諾番号を取得する

「ご契約内容に関する重要なお知らせ」を手元に準備したら、転用承諾番号を取得します。転用承諾番号の取得方法は2つあります。

NTT東日本とNTT西日本でWebや電話番号が異なるので注意してください。

Webで申し込んだ場合は、入力したメールアドレス宛に「転用承諾番号」が届きます。

転用の手続きは契約者本人が行ってください。「転用承諾番号の」有効期限は取得日から15日です。15日を過ぎてしまうともう一度「転用承諾番号」を取得しなければいけなくなります。15日以内に光コラボを申し込むようにしてください。

光コラボを申し込む

転用承諾番号を取得してから15日以内に光コラボを申し込みます。光コラボを申し込む際は、「新規」ではなく「転用」から申し込み転用承諾番号を入力してください。

月額料金を安くしたい場合

月額料金を安くしたい場合、スマホのセット割がある光コラボがオススメです⇓

使用しているスマホ	光コラボ	オススメの申し込み窓口に関する記事・サイト
ドコモ	ドコモ光	NNコミュニケーションズ
ソフトバンク	ソフトバンク光	エヌズカンパニー
Y!mobile	ソフトバンク光	エヌズカンパニー
au	So-net光	So-net光公式
UQ mobile	So-net光	So-net光公式
楽天モバイル	楽天ひかり	楽天ひかり公式
OCNモバイルONE	OCN光	OCN光公式
NifMo	@nifty光	NNコミュニケーションズ
ahamo  povo	en光	en光公式

回線速度を速くしたい場合

回線速度はプロバイダによって異なるので、プロバイダ選びの際にIPv6対応のプロバイダを選ぶと良いいです。

光コラボから電話がくる

光コラボを申し込んでから数日以内に、光コラボから電話がかかってきます。

申込内容を確認するための電話なので、必ず電話に出るようにしてください。

光コラボから書類が届く

光コラボを申し込んでから1週間程度で書類が届きます。

利用開始の案内や契約内容、インターネット接続設定に必要なIDとパスワードなどが記載されている書類が届きます。必ず受け取って、失くさないように保管しておいてください。

契約しているプロバイダを解約する

フレッツ光と一緒に契約していたプロバイダを解約します。

プロバイダの解約方法やプロバイダによって異なります。契約しているプロバイダに確認してみてください。

回線がフレッツ光から光コラボに切り替わる

あらかじめ決めていた転用日に、フレッツ光から光コラボへ切り替わります。

特にやることはなく、自動で切り替わります。

インターネットの接続設定を行う

フレッツ光から光コラボへ切り替わったら、インターネットの接続設定を行います。

光コラボから送られくる書類の中に「利用開始の案内」があるので、そこに記載されてある通りにインターネットの接続設定を行ってください。

インターネットの接続設定が完了したら、光コラボを利用することができます。

オプションについて

フレッツ光のオプションは、乗り換え後引き継いで使えるオプションと、引き継げないオプションに分かれます。

引き継げないオプションは、フレッツ光から光コラボに乗り換えると使用できなくなるので注意してください。

まとめ

フレッツ光から光コラボへ乗り換えるメリット・デメリット、乗り換え方法などを解説しました。

フレッツ光から光コラボへの乗り換えはメリットが大きくオススメできます。

乗り換え方法は「転用」になるので、フレッツ光を解約してしまわないように気を付けてください。