光コラボから光コラボへの乗り換え【事業者変更】について、手順や費用・注意点を解説

光コラボから光コラボへの乗り換え【事業者変更】は、工事が不要、手続きが簡単などメリットが多いです。現在光コラボを利用している人は、光コラボへの乗り換えがオススメできます。

しかし、乗り換える際に注意しなければいけない点を抑えていないと、解約費用が高額になってしまうなどのデメリットもあります。

光コラボから光コラボへの乗り換えについて、わかりやすく解説していきます。

本記事でわかること
  • 事業者変更とは?
  • 事業者変更の手順・流れ
  • 事業者変更の注意点
  • 事業者変更にかかる費用
  • オススメの光コラボ

光コラボから光コラボへの乗り換え方法は、【事業者変更】

光コラボは、光コラボレーション事業者がNTTからフレッツ光の光回線を借り受け、サービスを提供しています。

つまり、光コラボは全て同じNTTの回線を使用しています。

光コラボから光コラボへの乗り換えは、【事業者変更】という手順になります⇓

新規現在フレッツ光または光コラボ以外の光回線を使用していて光コラボに乗り換える
光回線を使用したことなくはじめて光回線(光コラボ)を申し込む
転用フレッツ光から光コラボへ乗り換える
事業者変更光コラボから光コラボへ乗り換える

光コラボは以下の光回線です⇓

光コラボレーション事業者
  • ドコモ光
  • ソフトバンク光
  • So-net光
  • 楽天ひかり 
  • OCN光
  • @nifty光
  • BIGLOBE光 
  • plala光
  • @TCOM光
  • excite光
  • IIJmioひかり
  • AsahiNet光
  • U-NEXT光
  • enひかり
  • hi-ho光 etc…

auひかりやNURO光、コミュファ光などは、光コラボではないため、新規で申し込むことになります。

【事業者変更】は、新規に比べると手続きが簡単で、工事も不要なため、気軽に乗り換えることができます。

工事が不要

光コラボは全て同じNTTの回線を使用しているため、光コラボから光コラボへ乗り換えても、基本的に開通工事を行う必要がなく、開通工事費用も発生しません。

開通工事は通常2万円程度かかりますが、それが0円になるのでお得に乗り換えることができます。

また、開通工事を行うまでに通常2週間以上かかり、引っ越しシーズンでは3~4か月以上かかることもあります。開通工事自体も立ち合いが必須になっています。

【事業者変更】の場合は、最短8日で自動で乗り換え先の光回線に切り替わるため、時間もかからず手間もかかりません。

インターネットが使えない期間ができない

新規で光回線を乗り換える場合は、乗り換え前の光回線と乗り換え後の光回線は別々の契約になるので、自分で解約する日と契約する日を調整しなければいけません。

また、開通工事ができなかった場合にはインターネットが使えない期間ができたり、Wi-Fiルーターをレンタルしなければいけないなんてこともあります。

一方【事業者変更】の場合、自動で光コラボから光コラボへ切り替わります。そのため、インターネットが使えなくなる期間がなく、スムーズに乗り換え先の光コラボに切り替えることができます。

電話番号が引き継がれる

乗り換え前の光コラボでひかり電話を使用している場合は、乗り換え後も引き続き電話番号を使用することができます。

手続きを行わなくても引き続き電話番号を使えることができるので、手間がかからないです。

事業者変更の手順・流れ

【事業者変更】の手順・流れはこちらです⇓

事業者変更承諾番号を取得する

現在契約している光コラボから「事業変更承諾番号」を取得します。「事業者変更承諾番号」とは、【事業者変更】を行う際に必要な11桁の英数字です。

「事業者変更承諾番号」を取得するために電話をする前に用意しておくものがあります。

用意しておくもの
  • お客様ID
  • 契約者名
  • 現在利用している支払方法
  • 光回線を利用している場所または、契約者住所

上記のものが準備できたら、現在契約している光コラボに電話します。

主な光コラボレーション事業者の「事業者変更承諾番号」の問い合わせ先はこちらです⇓

光コラボ電話番号営業時間
ドコモ光0120-800-0009:00~20:00
ソフトバンク光0800-111-200910:00~19:00
So-net光0120-80-77619:00~18:00(1月1日、2日及びメンテナンス日を除く)
楽天ひかり0800-600-02229:00~18:00
OCN光0120-506-1009:00~17:00(日祝、年末年始を除く)
@nifty光0570-03-221010:00~19:00
BIGLOBE光 固定電話:0120-907‐505
携帯電話:03‐6479‐5716
9:00~18:00
plala光050-7560-003312:00~21:00(土日12:00~19:00)
@TCOM光0120-80563310:00~19:00(土日祝10:00~18:00)
excite光0570-783-81210:00~18:00
IIJmioひかり03-5205-44009:00~19:00
AsahiNet光0120-577-10810:00~17:00(年末年始を除く)
U-NEXT光0570-060-60211:00~19:00
enひかり03-5534-999710:00~19:00
hi-ho光固定電話:0120-858-140
携帯電話:0570-064-800
9:00~18:00(年末年始を除く)

電話をして「事業者変更承諾番号」を取得したい旨を伝え、いくつか質問に答えると、「事業者変更承諾番号」を取得することができます。

光コラボを申し込む

「事業者変更承諾番号」の有効期限は15日です。「事業者変更承諾番号」が取得できたら15日以内に、乗り換え先の光コラボに申し込みましょう。

15日を過ぎてしまうと、再度「事業者変更承諾番号」を取得しなければいけなくなるので、注意してください。

乗り換え先の光コラボを申し込む際は、新規ではなく【事業者変更】で申し込み、「事業者変更承諾番号」を入力もしくは、口頭で伝えるようにしてください。

光コラボを申し込むと、後日自宅に書類が送られてきます。大切に保管しておいてください。

光コラボが切り替わる

切り替え日当日になると、乗り換え前の光コラボから乗り換え先の光コラボへ自動で切り替わります。切り替わると、乗り換え前の光コラボとプロバイダは解約になります。

切り替え後は、ルーターやパソコンなどの設定を自分で行います。設定が完了すると、インターネットを使用することができます。

レンタル機器を返却する

乗り換え前の光コラボやプロバイダから、ルーターなどをレンタルしている場合は、返却しなければいけません。

返却を忘れると、損害金や違約金など請求されることがあるので、必ず返却するようにしましょう。

事業者変更をする際の注意点

【事業者変更】をする際の注意点はこちらです⇓

1つ1つ見ていきましょう。

プロバイダのメールアドレスが使用できなくなる

【事業者変更】を行うと回線が解約となると同時にプロバイダも解約になります。プロバイダが解約になるとプロバイダのメールアドレスが使えなくなります。

プロバイダのメールアドレスを普段使いしている人は、注意してください。

プロバイダのメールアドレスは、毎月お金を支払うと解約後も引き続き使うことができます。

月額料金や回線速度が変わる

光コラボによって月額料金が異なり、プロバイダによって回線速度が変わります。そのため、【事業者変更】を行うと、月額料金と回線速度が変わります。

月額料金は基本的に使用しているスマホとのセット割がある光回線がお得です。

スマホキャリアセット割になる光回線月額最大割引額
ドコモユーザードコモ光1,100円
ソフトバンクユーザーソフトバンク光
NURO光
1,100円
1,100円
auユーザーauひかり
ビッグローブ光
So-net光
@nifty光
@TCOM光
AsahiNet光
DTI光
j:com光
コミュファ光
eo光 
pikara光
メガ・エッグ
BBIQ
auひかり ちゅら
1,100円
1,100円
1,320円
1,100円
1,100円
1,320円
1,320円
1,100円
1,100円
1,100円
1,100円
1,100円
1,100円
1,100円
UQmobileauひかり858円
Y!mobileソフトバンク光1,188円
OCNモバイルONEOCN光220円
DTImioDTI光165円
NifMo@nifty光220円
IIJmioIIJmioひかり660円
LIBMO@TCOMひかり220円

高速で安定した速度で回線を使用したい場合は、IPv6に対応しているプロバイダを選ぶと良いです。

IPv6対応のプロバイダ
  • GMOとくとくBB
  • BIGLOBE
  • @nifty
  • So-net
  • OCN
  • ZOOT NEXT
  • IIJmio

オプションの解約手続きが別途必要な場合がある

【事業者変更】を行うと回線とプロバイダは解約されますが、有料オプションは別途解約手続きをしないと解約されないものがあります。

解約し忘れると毎月月額料金を支払い続けることになるので、注意してください。

解約違約金が発生する場合がある

光回線は通常「2年契約プラン」、「3年契約プラン」、「契約期間なし」などの契約期間があります。契約期間があるプランを契約している場合、更新月以外に解約すると1万円~3万円程度の解約違約金が発生します。

解約違約金は決して安くないので、更新月に解約するようにしましょう。

開通工事費の残債を一括で支払わなければいけない

開通工事費を分割で支払っていてまだ全額支払い終えていない場合、【事業者変更】を行うと残債を一括で支払わなければいけなくなります。

「開通工事費実質0円」のキャンペーンを利用している人も注意が必要です。実質0円というのは、葛う工事費を分割払いにして、その分割払い分と同額毎月割引されるということです。つまり、分割払いしているのと同じことなので、残債を一括で支払わなければいけなくなります。

開通工事費を全額支払い終えてから解約するようにしましょう。

事業者変更をした月は、2重に月額料金を支払わなければいけない

【事業者変更】をした月の月額料金は日割りになりません。契約していた光コラボとこれから契約する光コラボ両方の月額料金を支払わなければいけません。

月初めに【事業者変更】をしてしまうと、少ししか使っていないのに一か月分の月額料金を支払わなければいけないため、【事業者変更】は月末にするようにしましょう。

事業者変更にかかる費用

【事業者変更】にかかる費用はこちらです⇓

  • 契約事務手数料 3,300円
  • 更新月以外に解約すると、解約違約金
  • 開通工事費を全額支払い終えていない場合、開通工事費の残債

【事業者変更】の際に必ず発生する費用は、契約事務手数料の3,300円です。

解約違約金は更新月に【事業者変更】することで0円になり、開通工事費は全額支払い終えてから【事業者変更】することで一括で支払う必要がなくなります。

更新月と開通工事費の支払いを終える時期を考えて【事業者変更】を行うことで、【事業者変更】にかかる費用は3,300円のみになります。

例えば、2年契約のプランで開通工事費を36回払いで支払っている人は、最短でも4年後に解約しないと解約違約金もしくは開通工事費の残債を一括で支払わなければいけなくなります。

更新月と開通工事費を支払い終える時期を調べて、解約違約金と開通工事費を支払わないようにしましょう。

オススメの光コラボ

月額料金をお得にしたい人と回線速度を重視する人で、オススメの光回線が異なります。

月額料金をお得にしたい人

月額料金をお得に利用したい人は、使用しているスマホとセット割がある光回線がオススメです。

使用しているスマホ別にオススメの光コラボと、オススメの申し込み窓口です⇓

使用しているスマホオススメの光コラボオススメの申し込み窓口に関する記事・サイト
ドコモドコモ光NNコミュニケーションズ
ソフトバンクソフトバンク光エヌズカンパニー
Y!mobileソフトバンク光エヌズカンパニー
au So-net光So-net光公式
UQ mobileSo-net光So-net光公式
楽天モバイル楽天ひかり楽天ひかり公式
OCNモバイルONEOCN光OCN光公式
NifMo@nifty光NNコミュニケーションズ
ahamo 
povo
en光en光公式

一つの光コラボに対し、申し込み窓口はたくさんあります。高額なキャッシュバックを謳っていながら実際にはもらえなかったり、有料オプションへの加入が必須であるなど悪質な申し込み窓口があるので、注意してください。

回線速度を重視する人

高速で安定した速度で回線を利用したい人は、IPv6に対応しているプロバイダを選ぶと良いです。

IPv6対応のプロバイダ
  • GMOとくとくBB
  • BIGLOBE
  • @nifty
  • So-net
  • OCN
  • ZOOT NEXT
  • IIJmio

光コラボによって選ぶことができるプロバイダが異なるので、回線速度を重視する人はプロバイダから光コラボを選ぶことをオススメします。

まとめ

光コラボから光コラボへの乗り換え【事業者変更】について解説しました。

【事業者変更】を行うと乗り換え先の光コラボの工事が不要になり、インターネットが使えない期間ができないなど、手間も時間も費用もかからないです。

光コラボから光コラボへ乗り換える際は、解約してしまわず【事業者変更】するようにしましょう。

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