ドコモ光とソフトバンク光は光コラボレーション事業者の1つです。同じNTTの回線を使用しているため工事が不要で、解約費用も安く済み、乗り換え手続きも簡単です。
ソフトバンクスマホユーザーはソフトバンク光とのセット割が適用されるため、乗り換えすることをオススメします。
- ソフトバンクスマホユーザー ⇒ ソフトバンク光がオススメ
- ドコモスマホユーザー ⇒ ドコモ光がオススメ
- ドコモ光からソフトバンク光に乗り換える際、携帯もドコモからソフトバンクに変える人 ⇒ ソフトバンク光がオススメ
- マンションタイプで月額料金を安くしたい人 ⇒ ソフトバンク光がオススメ
今回の記事では、ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるメリット
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるメリットを見てみましょう。
1つ1つ見ていきましょう。
マンションの場合、月額料金が安くなる
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるとマンションの場合、月額料金が安くなります。
月額料金 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
ドコモ光 | 1ギガタイプA 5,720円 1ギガタイプB 5,940円 | 1ギガタイプA 4,400円 1ギガタイプB 4,620円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
ドコモ光はプロバイダによってタイプAとタイプBに分かれ、月額料金が異なります。
戸建ての場合は、ドコモ光タイプBからソフトバンク光に乗り換えると少し安くなりますが、ドコモ光タイプAとソフトバンク光の月額料金は同じです。
マンションの場合は、ドコモ光タイプAでもドコモ光タイプBでもソフトバンク光に乗り換えると月額料金が安くなります。
マンションタイプで月額料金を安くしたい場合は、ドコモ光からソフトバンク光への乗り換えがオススメです。
ソフトバンクスマホユーザーとワイモバイルスマホユーザーはセット割が適用される
ソフトバンクのスマホユーザーとワイモバイルのスマホユーザーがソフトバンク光を契約すると、「おうち割光セット」で毎月最大1,188円割引になります。
セット割は、スマホの月額料金から割引されます。家族が多いほどお得なサービスになっています。
ソフトバンクスマホとワイモバイルのスマホそれぞれで見てみましょう。
ソフトバンクのスマホ
ソフトバンクスマホのプラン別割引額はこちらです⇓
プラン | 月額割引額 | |
---|---|---|
基本プラン | データプランメリハリ無制限/データプランミニフィット+ データプランメリハリ/データプランミニフィット データプラン50GB+/データプランミニ | 1,100円 |
通話基本プラン | データ定額 50GBプラス/ミニモンスター | 1,100円 |
スマ放題/スマ放題ライト | データ定額 50GB/20GB/5GB | 1,100円 |
スマ放題/スマ放題ライト | データ定額(おてがるプラン専用) データ定額ミニ 2GB/1GB データ定額(3Gケータイ) | 550円 |
上記以外の料金プラン | パケットし放題フラット for 4G LTE パケットし放題フラット for 4G 4G/LTEデータし放題フラット 4Gデータし放題フラット+ | 1,100円 |
上記以外の料金プラン | パケットし放題フラット for シンプルスマホ (iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE (タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G | 550円 |
ソフトバンク光1回線につき携帯電話最大10回線まで適用することができます。例えば、5人家族で5人全員データプランメリハリ無制限のプランを契約している場合、毎月の割引額は5,500円です。
ワイモバイルのスマホ
ワイモバイルのスマホのプラン別割引額はこちらです⇓
プラン | 月額割引額 |
---|---|
シンプルS/M/L | 1,188円 |
スマホベーシックプラン | 550円 |
ワイモバイルのスマホもソフトバンク光1回線につき最大10回線まで適用することができます。例えば、4人家族で4人全員シンプルLプランの場合は、毎月4,752円割引になります。
工事が不要
ドコモ光もソフトバンク光も光コラボレーション事業者の1つです。
光コラボレーション通称光コラボは、光コラボレーション事業者がNTTからフレッツ光の光回線を借り受け、サービスを提供しています。
つまり、光コラボは全て同じNTTの回線を使用しているため、乗り換えても開通工事が不要です。
開通工事が不要だと、開通工事費用がかからず、開通工事の立ち合いも必要なくなるので、乗り換えが簡単になります。
解約違約金はキャンペーンを利用すると0円
ドコモ光は「2年契約」と「契約期間なし」の2つのプランがあります。
「契約期間なし」のプランの場合、いつ解約しても解約違約金がかかりませんが、「2年契約」のプランの場合は、更新月以外に解約すると解約違約金がかかります。
しかし、ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」を利用すると解約違約金をソフトバンク光が負担してくれます。
「あんしん乗り換えキャンペーン」は、ドコモ光を解約したときに発生した違約金や撤去工事費用等を最大10万円まで負担してくれるキャンペーンです。
いつドコモ光を解約しても「あんしん乗り換えキャンペーン」を利用すると解約違約金が発生しないので、安心です。
キャッシュバックがもらえる
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるとキャッシュバックをもらうことができます。
キャッシュバック額は、ソフトバンク光の申し込み窓口によって異なります。
申し込み窓口 | キャッシュバック額 |
---|---|
Yahoo!BB | 25,000円 |
NEXT | 15,000円 |
エヌズカンパニー | 15,000円 |
STORY | 16,000円 |
アウンカンパニー | 15,000円 |
有料オプション加入必須や、申し込み手続きが複雑、実際にはキャッシュバックがもらえない仕組みになっているなど、悪質な申し込み窓口があります。
オススメの申し込み窓口は「Yahoo!BB」です⇓
電話番号が引き継がれる
上記でも説明しましたが、ドコモ光もソフトバンク光も同じNTTの回線を使用しています。
そのため、ドコモ光で使用していた電話番号はソフトバンク光に乗り換え後も引き続き、使用することができます。
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるデメリット
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるデメリットはこちらです⇓
それぞれ見てみましょう。
ドコモスマホユーザーはセット割がなくなる
ドコモスマホユーザーがドコモ光を一緒に契約すると、セット割でドコモスマホの月額料金が最大1,100円割引になります。離れている家族でも、主回線から三親等以内の家族なら20回線まで割引になります。
ソフトバンク光はソフトバンクスマホユーザーかワイモバイルスマホユーザーしかセット割の対象になりません。そのため、ドコモスマホユーザーがドコモ光からソフトバンク光に乗り換えてしまうと、セット割がなくなるので、注意が必要です。
ドコモスマホユーザーはドコモ光からソフトバンク光に乗り換えることはオススメできません。
プロバイダのメールアドレスが使えなくなる
ソフトバンク光のプロバイダは、「Yahoo!BB」一択です。選択することはできません。ドコモ光のプロバイダは選ぶことができます。
ドコモ光で「Yahoo!BB」のプロバイダを契約していた場合、ソフトバンク光に乗り換え後もプロバイダのメールアドレスを使用することはできます。
しかし、ドコモ光で「Yahoo!BB」以外のプロバイダを契約していた場合、ソフトバンク光に乗り換えるとプロバイダのメールアドレスが使用できなくなります。
乗り換え後のプロバイダメールアドレス
- ドコモ光で「Yahoo!BB」のプロバイダを契約 ⇒ ソフトバンク光に乗り換え後もプロバイダのメールアドレスが使える
- ドコモ光で「Yahoo!BB」以外のプロバイダを契約 ⇒ ソフトバンク光に乗り換え後はプロバイダのメールアドレスが使えなくなる
プロバイダに毎月数百円払えば、乗り換え後も引き続きプロバイダのメールアドレスが使えるサービスがあります。
乗り換え時にプロバイダが変わる場合、プロバイダのメールアドレスが使えなくなるので、プロバイダのメールアドレスを普段使いしている人は注意してください。
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換える手順・流れ
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換える手順・流れについて解説していきます。
通常、光回線から光回線に乗り換える場合、使用している光回線を解約して、新しい光回線を申し込むことになります。しかし、ドコモ光とソフトバンク光はどちらも「光コラボ」なので、行う手続きは【事業者変更】になります。
- ドコモ光から「光コラボ」以外の光回線に乗り換える ⇒ ドコモ光を解約して新規で申し込む
ドコモ光(光コラボ)からソフトバンク光(光コラボ)に乗り換える ⇒ 事業者変更
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換える【事業者変更】の手続きについて解説していきます。
- ドコモ光で事業者変更承諾番号を取得する
- ソフトバンク光を申し込む
- 自動でソフトバンク光に切り替わる
- 光BBユニットを設置する
- レンタル機器を返却する
【事業者変更】の手続きは、簡単です。詳しい手順・流れについてはこちらの記事を見てください》ドコモ光からソフトバンク光へ乗り換える際に必要な情報(手続き・費用・注意点etc…)を解説!
ドコモ光からソフトバンク光へ乗り換えにかかる費用
ドコモ光からソフトバンク光へ乗り換える際にかかる費用は基本的に契約事務手数料3,300円のみです。
- 契約事務手数料 3,300円
- 開通工事費用 ⇒ 工事不要
- 解約違約金 ⇒ ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」利用で0円
ドコモ光とソフトバンク光は同じNTTの回線を使用しているため、開通工事は不要です。また、解約違約金はソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」を利用すると解約違約金を負担してくれます。
そのため、乗り換え時にかかる費用は契約事務手数料の3,300円のみになります。
まとめ
ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるメリット・デメリットを解説しました。
ドコモの携帯を使っている場合は、ソフトバンク光への乗り換えはオススメしません。
上記のドコモ光からソフトバンク光への乗り換えがオススメな人は、工事不要で、乗り換え費用が安く、手続きも簡単なので、ソフトバンク光へ乗り換えることをオススメします。