フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際に行う手続きは「転用」になります。
フレッツ光からドコモ光への乗り換えは、工事が不要、解約違約金がかからない、電話番号が引き継がれるなどメリットが多いです。
特にドコモスマホユーザーは、乗り換えることによってセット割が適用になり、ドコモスマホの月額料金が安くなるので、オススメです。
フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際のメリット・デメリット、乗り換え方法など乗り換える上で必要な情報を解説していきます。
- フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるメリット・デメリット
- 乗り換え方法・手順
- 乗り換え費用
- ドコモ光オススメの申し込み窓口
フレッツ光からドコモ光に乗り換えるメリット
フレッツ光からドコモ光に乗り換えるメリットはこちらです⇓
1つ1つ見ていきましょう。
月額料金が安くなる
フレッツ光からドコモ光に乗り換えると、月額料金が安くなります。
戸建ての月額料金 | マンションの場合 | |
---|---|---|
フレッツ光/東日本 | フレッツ 光ネクストギガファミリー・スマートタイプ :6,278円+プロバイダ料金 | フレッツ 光ネクストギガマンション・スマートタイプ :3,685円+プロバイダ料金 |
フレッツ光/西日本 | フレッツ光ネクストファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼 :5,940円+プロバイダ料金 | フレッツ光ネクストマンション・スーパーハイスピードタイプ 隼(ひかり配線方式) :4,070円+プロバイダ料金 |
ドコモ光 | 2年契約プラン1ギガタイプA:5,720円 | 2年契約プラン1ギガタイプA:4,400円 |
フレッツ光は回線とは別に、プロバイダを契約しなければいけません。プロバイダの月額料金は1,000円前後です。ドコモ光は回線とプロバイダが一体になっているため、プロバイダを別途契約する必要がありません。
プロバイダ料金を含めたフレッツ光とドコモ光の月額料金を比較すると、ドコモ光の方が月額料金が安いことがわかります。
ドコモスマホユーザーはセット割が適用される
ドコモスマホユーザーがドコモ光を一緒に利用すると、毎月最大1,100円割引になります。
割引額はプランによって異なります⇓
月額割引額 「ドコモ光」定額プラン(タイプA/B/C/単独タイプ、10ギガ タイプA/B/単独タイプ) | 月額割引額 「ドコモ光」2段階定額プラン(ドコモ光ミニ) | |
---|---|---|
5Gギガホプレミア 5Gギガホ ギガホプレミア ギガホ | 永年1,100円割引 | 永年550円割引 |
5Gギガライト/ギガライト(~7GB) | 永年1,100円割引 | 永年550円割引 |
5Gギガライト/ギガライト(~5GB) | 永年1,100円割引 | 永年550円割引 |
5Gギガライト/ギガライト(~ 3GB) | 永年550円割引 | 永年220円割引 |
5Gギガライト/ギガライト(~1GB) | なし | なし |
割引は主回線から三親等以内の家族なら誰でも20回線まで対象になります。例えば、5人家族の場合は最大5,500円割引になります。
割引されるのはドコモ光の月額料金ではなく、ドコモスマホの月額料金から割引されるので注意してください。
乗り換えた月は日割りになる
フレッツ光からドコモ光に乗り換えると、フレッツ光もドコモ光も月額料金が日割りになります。フレッツ光とドコモ光から二重に月額料金を請求される心配はありません。
月初めでも、月末でも好きなタイミングで乗り換えすることができます。
開通工事が不要
フレッツ光からドコモ光に乗り換える際に、開通工事は不要です。
フレッツ光は、NTTが提供する光回線の名称でNTT回線を使用しています。
ドコモ光は光コラボレーション事業者の1つで、光コラボレーション通称光コラボは、NTTから回線を借り受け光回線を提供しています。
つまり、フレッツ光もドコモ光も同じNTTの回線を使用しています。そのため、フレッツ光からドコモ光に乗り換えても開通工事は必要ありません。
開通工事が不要だと、開通工事費も工事の立ち合いも必要ないので、簡単にお得に乗り換えが可能です。
解約違約金がかからない
通常、更新月以外に解約すると解約違約金が発生します。しかし、フレッツ光からドコモ光に乗り換える場合はいつ乗り換えても解約違約金がかかりません。
好きなタイミングでフレッツ光からドコモ光に乗り換えることができます。
乗り換え費用が安い
開通工事費と解約違約金がかからないため、基本的に乗り換えにかかる費用は、契約事務手数料3,300円のみです。
他社の光回線に乗り換える場合、開通工事費に解約違約金、開通工事費の残債など、乗り換え費用だけで高額になってしまうことがあります。それに比べるとフレッツ光からドコモ光への乗り換え費用は安いです。
電話番号とフレッツテレビがそのまま引き継がれる
フレッツ光からドコモ光に乗り換えても、フレッツ光で利用している電話番号をドコモ光でも引き続き使用することができます。また、フレッツテレビも引き続き使用することができます。
ひかり電話もフレッツテレビも工事不要で引き続き使用することができます。
キャッシュバックがもらえる
フレッツ光からドコモ光に乗り換える際に、ドコモ光代理店または提携プロバイダからドコモ光を申し込むとキャッシュバックをもらうことができます。
代理店もしくは提携プロバイダ | キャッシュバック額 | 有料オプション |
---|---|---|
ドコモオンラインコンシェルジュ | 30,000円 | なし |
GMOとくとくBB | 20,000円 | 一部あり |
@nifty | 20,000円 | なし |
NNコミュニケーションズ | 42,000円 | あり |
ドコモ光申し込み窓口によって、キャッシュバック額や適用条件などが異なります。中には、申請方法を複雑にしたり、実際にはキャッシュバックが受け取れないなどの悪質な代理店もあるので、注意してください。
dポイントがもらえる
フレッツ光からドコモ光に乗り換えるとdポイントがもらえます。もらえるdポイントのポイント数は、申し込み窓口によって異なります。
申し込み窓口 | もらえるdポイント数 |
---|---|
ドコモ光公式サイト | 15,000pt |
ドコモオンラインコンシェルジュ | 2,000pt |
GMOとくとくBB | 2,000pt |
@nifty | 2,000pt |
NNコミュニケーションズ | 2,000pt |
ドコモ光公式サイトから申し込むと15,000ptがもらえますが、キャッシュバックは0円です。
一方、ドコモオンラインコンシェルジュやGMOとくとくBBなどの代理店、提携プロバイダから申し込むともらえるポイント数は少ないですが、キャッシュバック額は高いです。
キャッシュバック額ともらえるpt数を合わせて考え、よりお得な申し込み窓口から申し込むと良いです。
dカードゴールドを持つとポイントが10%還元される
dカードとは、NTTドコモのクレジットカードサービスです。dカードには、通常のdカードとdカードGOLDがあります。
dカードGOLDは年会費が11,000円かかりますが、dカードGOLDを持っているとドコモスマホとドコモ光の利用料金の10%がポイント還元されます。
ドコモスマホとドコモ光の利用料金が10,000円の場合、1,000円もポイントが還元されます。年会費よりポイントの方が多くつく可能性が高いので、dカードGOLDはとてもお得です。
フレッツ光からドコモ光に乗り換えるデメリット
フレッツ光からドコモ光に乗り換えるデメリットはこちらです⇓
1つ1つ見ていきましょう。
フレッツ光で貯めたポイントが失効する
フレッツ光を利用しているとポイントが貯まり、利用料金に充てたり、さまざまな商品と交換することができます。しかし、ドコモ光に転用してしまうと貯まったポイントが失効するので、注意が必要です。
ポイントが貯まっている人は、商品交換サイトで商品に交換しておきましょう。
商品交換サイト
- NTT東日本:フレッツ光メンバーズクラブ
- NTT西日本:CLUB NTT-West
プロバイダの解約が別途必要
フレッツ光で契約していたプロバイダをドコモ光に乗り換え後も引き続き利用する場合は、解約する必要はありません。しかし、乗り換えと同時にプロバイダを変える場合は、プロバイダを解約する必要があります。
プロバイダの解約手続きは、フレッツ光の乗り換え手続きとは別に、自分で解約しなければいけません。
解約方法は、プロバイダによって異なります。詳しくは、契約しているプロバイダに確認してみてください。
プロバイダのメールアドレスが使えなくなる
フレッツ光からドコモ光に乗り換える際にプロバイダを解約すると、プロバイダのメールアドレスは使えなくなります。
- ドコモ光に乗り換え後もフレッツ光で契約していたプロバイダを使う場合⇒そのまま使用可能
- ドコモ光に乗り換えとともにプロバイダを変更するためプロバイダを解約する場合⇒使用できなくなる
プロバイダのメールアドレスを普段使いしている人は、注意してください。
プロバイダの解約月は日割りされない場合がある
フレッツ光で契約していたプロバイダを引き続きドコモ光でも利用する場合は、プロバイダを解約する必要はありません。しかし、乗り換えとともにプロバイダも変える場合は、プロバイダを解約しなければいけません。
フレッツ光の解約月は日割りされ、ドコモ光の契約月も日割りになるため、好きなときに乗り換えることができます。しかし、フレッツ光と一緒に契約していたプロバイダの解約月は、日割りにならない場合があります。
プロバイダによって、日割りになるプロバイダと日割りにならないプロバイダがあるので、契約しているプロバイダに確認してください。
工事が必要な場合がある
フレッツ光からソフトバンク光への転用は基本的に工事は必要ありません。
しかし、フレッツ光で100メガや200メガのプランを利用している場合はドコモ光に乗り換える際、工事をしなければいけません。
工事費用はこちらです⇓
工事費用 | |
---|---|
派遣あり | 8,340円 |
派遣なし | 2,200円 |
派遣ありの工事の場合、自宅内に作業員が入って工事を行うため、工事の立ち合いが必要です。工事の日の日程は空けておくようにしましょう。
フレッツ光からドコモ光への乗り換えは「転用」
フレッツ光からドコモ光に乗り換える際にする手続きは「転用」です。
新規 | フレッツ光または光コラボ以外の光回線からドコモ光に乗り換える 光回線を使用したことが無く、はじめてドコモ光を申し込む |
転用 | フレッツ光からドコモ光(光コラボ)に乗り換える |
事業者変更 | 光コラボから光コラボに乗り換える |
フレッツ光を解約してドコモ光を「新規」で契約してしまうと、解約違約金が発生するなど乗り換え費用が高くつき、手続きも多くなります。「転用」手続きで乗り換えた方が、簡単に安く乗り換えることができるので、必ず「転用」するようにしてください。
転用の手順・流れ
フレッツ光からドコモ光へ転用する際の手順や流れを解説していきます。
ドコモ光を申し込んでから通常2週間から1ヶ月程度で転用手続きを完了することができます。
手順・流れを1つ1つ見ていきましょう。
転用手続きに必要なものを準備する
転用承諾番号を取得する前に、手元に準備しておくものがあります。
上記の準備しておくものは、フレッツ光を開通したときにNTT東日本/NTT西日本から届いた「開通のご案内」または、請求書に記載されています。
転用承諾番号を取得する
必要なものが準備できたら、転用承諾番号を取得します。転用承諾番号は、NTT東日本/NTT西日本に問い合わせして取得します。問い合わせ方法は、WEB上で行う方法と電話する方法の2つあります。
NTT東日本エリアの人
- WEB:NTT東日本フレッツ公式ホームページ(受付時間 8:30~22:00)
- 電話番号:0120-140-202(受付時間 9:00~17:00)
NTT西日本エリアの人
- WEB:NTT西日本フレッツ公式ホームページ(受付時間 8:30~22:00)
- 電話番号:0120-553-104(受付時間 9:00~17:00)
転用承諾番号は11桁の英数字で、有効期限は15日です。
ドコモ光を申し込む
転用承諾番号が取得できたら15日以内にドコモ光を申し込みます。転用承諾番号の有効期限は15日なので、15日を過ぎてしまうと再度転用承諾番号を発行し直さなければいけないので、注意してください。
転用の場合のドコモ光オススメの申し込み窓口はこちらです⇓
書類が届く
ドコモ光の申し込みが完了したら、ドコモから「開通のご案内」などの利用に必要な書類が送られてきます。また、プロバイダを変更した場合がプロバイダからは「ID」と「パスワード」が記載されている書類が送られてきます。
インターネットを利用する上で必要なことが記載されている書類なので、大切に保管しておいてください。
フレッツ光からドコモ光に切り替わる
切り替え日になると、フレッツ光からドコモ光に自動で切り替わります。
フレッツ光とドコモ光は同じNTTの回線を利用しているため、工事が必要ありません。切り替え自体も自動で行われるため、やることはありません。
切り替え日以降、ドコモから「ドコモ光契約申請書(控え)」が届くので、大切に保管しておいてください。
プロバイダを変更した場合は、インターネットの接続設定を行い、フレッツ光と一緒に契約していたプロバイダを解約する
フレッツ光からドコモ光へ転用した際にプロバイダを変更した場合、ルーターやパソコンなどの接続設定を行わなければインターネットを利用開始できません。
プロバイダを変更している場合でフレッツ光からドコモ光に切り替わったら、インターネットの接続設定を行うようにしましょう。
また、フレッツ光で一緒に契約していたプロバイダは解約するようにしましょう。
転用する際にかかる費用
フレッツ光からドコモ光へ転用した場合、必ず発生する費用は基本的に契約事務手数料3,300円のみです。
- 契約事務手数料 3,300円
基本的に開通工事は不要で、解約違約金はかかりません。
しかし、フレッツ光の開通工事費を払い終えていない場合は、ドコモ光に乗り換え後も払い続ける必要があります。通常、光回線を乗り換える場合、開通工事費の残債があると一括で支払わなければいけませんが、フレッツ光からドコモ光へ転用する場合は一括で支払う必要はありません。
フレッツ光の開通工事費を支払い終えていない人は、頭の中に入れておいてください。
ドコモ光オススメの申し込み窓口~転用の場合~
フレッツ光からドコモ光へ転用する際、オススメの申し込み窓口は【NNコミュニケーションズ】です。
フレッツ光からドコモ光へ転用するのにオススメな人は、ドコモスマホユーザーです。ドコモスマホユーザーはセット割があるためお得にドコモ光を利用することができます。
ドコモスマホユーザーが【NNコミュニケーションズ】からドコモ光を申し込むと、キャッシュバック42,000円を受け取ることができます。
【NNコミュニケーションズ】のキャンペーン内容はこちらです⇓
- キャッシュバック42,000円
- dポイント2,000pt
- 提携プロバイダのキャンペーン(GMOとくとくBBの場合、Wi-Fiルーター無料レンタル&インターネット安心セキュリティ最大12か月無料&訪問サポート初回無料)
1つ1つ見ていきましょう。
キャッシュバック42,000円
【NNコミュニケーションズ】からドコモ光を申し込むと、42,000円をもらうことができます。
適用条件はこちらです⇓
「NTTドコモの携帯電話回線(ペア回線)を利用していること」というのは、ドコモ光と一緒にドコモの携帯電話を利用するということ、つまりドコモスマホユーザーということです。
有料オプション加入必須などの難しい適用条件はありません。
キャッシュバック42,000円は、課金開始月の翌月末に振込みされます。
ドコモ光を申し込んでから何か月も後にキャッシュバック受け取りの手続きをしなければいけないなどのややこしい受け取り手続きもありません。
簡単に早くキャッシュバック42,000円をもらうことができます。
dポイント2,000pt
dポイント2,000ptがもらえるキャンペーンは、ドコモ光公式のキャンペーンになります。ドコモ光1ギガに申し込むと2,000pt、ドコモ光10ギガに申し込むと17,000ptをもらうことができます。
もらえるポイント数 | |
---|---|
ドコモ光1ギガ | 2,000pt |
ドコモ光10ギガ | 17,000pt |
適用条件はこちらです⇓
dポイントクラブ会員には無料でなることができます。
dポイントがもらえるのは、ドコモ光利用開始月の4ヵ月後です。
ポイントを進呈する時点で、契約者がdポイントクラブ会員(法人名義の場合はドコモビジネスメンバーズ会員)になっていないと、ポイントはもらうことができません。
また、dポイントの有効期限は、進呈月含む6ヵ月なので注意してください。
さらに、ポイントは「ポイント交換商品(賞品が当たる抽選、JALマイルへの交換含む)」「ケータイ料金の支払い」「データ量の追加」には利用することができないので、気を付けてください。
提携プロバイダのキャンペーン
ドコモ光は24社の中から好きなプロバイダを選ぶことができます。【NNコミュニケーションズ】からドコモ光を申し込むと、そのプロバイダのキャンペーンも適用になります。
詳しいキャンペーン内容は、こちらを見てください。
オススメのプロバイダは、【GMOとくとくBB】です。【GMOとくとくBB】のキャンペーン内容はこちらです⇓
- Wi-Fiルーター無料レンタル
- インターネット安心セキュリティ最大12か月無料
- 訪問サポート初回無料
【GMOとくとくBB】は、IPv6に対応しているプロバイダなため速くて安定した速度で回線を利用することができます。
キャンペーン内容をとっても回線速度をとってもプロバイダは、【GMOとくとくBB】がオススメです。
まとめ
フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるメリット・デメリット、乗り換え方法、オススメの申し込み窓口について解説しました。
フレッツ光からドコモ光への乗り換えはメリットが多くオススメです。ドコモスマホユーザーがフレッツ光からドコモ光に乗り換えたら月額料金が安くなる上に、割引もあるのでドコモスマホユーザーは特にオススメできます。
オススメの申し込み窓口は【NNコミュニケーションズ】です。GMOとくとくBBのプロバイダを選択すると、42,000円のキャッシュバックにWi-Fiルーター無料レンタルなど、キャンペーンがとても充実しています。
ドコモスマホユーザーがフレッツ光からドコモ光へ乗り換える際は、【NNコミュニケーションズ】からドコモ光を申し込むことをオススメします。